
【能登半島地震 復旧工事】足場撤去が無事に完了しました

富山県富山市に事務所を構えているモノレール、足場工事会社の丸三開発工機です。
能登半島地震で被害を受けた石川県輪島市名舟地区のお寺にて、復旧工事用の足場を設置してからおよそ10か月。
このたび、無事に足場の撤去が完了しましたのでご報告します😊
2024年初夏、屋根の「反り」に合わせて組み立てた瓦工事用の特殊足場。
裏の小川の中から立ち上げ、勾配のある屋根での作業を安全に進めるため、屋根用の足場も組みました。
職人さんたちは炎天下のなか、本当に頑張ってくれました。


しかしその後、能登半島豪雨により現場は再び大きな被害を受けます。
急激な川の増水と大量の流木で足場が崩壊。部材が流され、地盤も削られてしまいました。
地震で崩れた瓦の工事が、またしてもストップしてしまうという厳しい状況でした。
それでも「くよくよしていられない」と気持ちを切り替え、復旧作業に着手。
足場を再度補強・修復し、瓦工事をなんとか続行してきました。

そして今回、無事に撤去作業を完了することができました。
小川の中や傾斜屋根からの撤去は、設置時と同様に細心の注意を払って行い、事故もなく無事に終えることができました。
現場担当者からは、こんなコメントも届いています。
「とても危険な足場に登って作業してくれた職人さんに感謝です。僕も現場でお手伝いしましたが、見事に川にはまって、長靴の中までベチャベチャになりました😂」
現場の苦労がにじみ出る、ちょっと笑える(?)エピソード。
それでも、最後までやりきったチームの頑張りには頭が下がります。




自然災害の影響で思うように進まないことも多くありましたが、無事にここまでたどり着けたことを、本当にうれしく思います。
被災地の皆さまが1日でも早く元の暮らしに戻れるよう、これからも力を尽くしてまいります。
がんばろう北陸💪
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